タイトルから思ったのものと違い教育書だった。
なぜ学校は今の形になったのか過去を紐解き、
時代に合わなくなってきた教育というものをアップデート
しなければならないというような内容である。
過去を振り返ってみると、その時代事情により教育という形は
変わってきた。しかし、その時は良かれと思っていたものが
時代の変化により弊害を生み出してきてしまった。
今私の息子が中学生であり、どういう教育がこの子にとって
よいのかとても考えさせられた。しかも息子の通う中学校で
自殺した子がいるという事実を最近知って衝撃だった。
とても身近な問題である。
振り返れば中学校というものは、私にとっても嫌な時代だった。
いじめられたわけではないし、勉強ができなかったわけではない
けれども、家庭の問題やら部活の問題など多感な年頃には苦痛で
高校受験もかなりプレッシャーだった。
この本にあるような理想の教育現場になるのはまだ先の話だし、
とりあえず息子にあうような高校に入るために勉強は必要そうである。
いろいろ試行錯誤中。