私の実家は今住んでいる近くにあり実母が住んでいますが、この家はまだそれほど問題では
ありません。亡くなった父の実家(私の祖母の家)が問題なのです。
遠く離れた場所にあり、今はだれも住んでおらず空き家となっています。
早く処分したいのですが、長屋であるため単独では問題があるし、どうやら市の保存地区に
なっているため処分が困難となっています。しかし、家はどんどん劣化していくので
危険建造物となり心配です。
もうリフォームどころではないし、解体処分するにしてもン百万かかるでしょう。
このままほっておけば危険ですし、相続対象となってしまう子だちに迷惑がかかります。
そして今度は義父母の家の問題も浮上してきました。
田舎なので敷地は広く庭が広い。松の木や桜の木、その他大小さまざまな木々があります。
義父母も80歳近くで足腰も弱り、持病もあるのでせん定を頼まれたりするのですが、
きりがありません。そんなにたびたび行けないし、こちらも若くはないので大変です。
認知症の疑いもあるので、うちの近くに越してきてほしいのですが、そうすると今まで
住んでいた家が空き家となりまた問題です。そもそも引っ越してくれるかどうかも
わかりませんが。
なので、まずは地域包括支援センターに相談しないといけないかなあと思ってはいるの
ですが、夫はあまり積極的ではありません。義母が参っているようなのでどうにかして
あげたいのですが、やはり実の息子が方針を決めてもらわないと、私も動けません。
「実家じまい 終わらせました」松本明子著 祥伝社
この本を読んで、実家の始末は本当に大変だし、この問題に直面している人はたくさん
いるんだなと思いました。
ちょっとずつ前に進めていこうと思います。