今週の気になる本
①『調べる技術』小林昌樹著
今はまずはインターネットで調べるということが多いと思う。
しかし、莫大な情報から確実な情報源にたどりつくことが難しいこともある。
効率的で実践的な調べる技術はこれからは必須になってくると思う。
②『数学する身体』森田真生著
タイトルの「数学」という部分でもう難しそうで読めないなと
思ったのだけれど、日本語学者の金田一秀穂氏が紹介していたので
読んでみるととても興味深い内容だった。
「なぜ私たちは便利な12進法ではなく、10進法を使うのか。
人間の指が5本生えているからである。つまり身体の条件によって
決定されている。身体が数学しているのだ」
もう少しこの本を読みたくなった。
③「女たちの沈黙」パット・バーカー著
古代の戦争を女性視点で語られた歴史小説。
どんなに高貴であったとしても敗者となれば、死が待っているか
奴隷に落とされるか。