久々の現代小説

普段はライトノベルやミステリー、ハードボイルドの小説や

エッセイ、実用書などを読んでいて、現代小説は読まなくなっている。

この歳になって現実味のある小説なんて読みたくないというのが

心のどこかにあるのかもしれない。(現実逃避というやつか!)

小説に限らないけれども自分に合う、合わない文体というものが

あるので知らない作家の本を買うのは躊躇するものだ。

そして小説を読むのは結構一気に読んでしまう派なので、

時間のことを考えるとますます手が出しにくい今日この頃。

 

でも最近動画を見るのに少し疲れてきたので、小説を読みたい気に

なってきて、まずはKindle Unlimitedで物色してみた。

そこで森沢明夫氏が目にとまった。現代小説のようだが「エミリの小さな包丁」を

読んでみた。

文体は私にあっていたようで、非常に読みやすくストーリーもボリュームも良かった。

結末も希望をもてる終わり方で読後も良い。(私は希望のない終わり方をする小説は

嫌いだ。なんで読んでまで暗い気持ちにさせられなきゃならないんだと思ってしまうから。)

私の知る作家さんリストが増えてとても嬉しい。

 

中古本で「小説新潮」を買ってきたので、その中からお気に入りの作家さんを

見つけられたらなあと思っている。

 

 

 

 

 

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