日経新聞 読書面 2023/04/08

①『愛するよりも愛されたい』(万葉社)

万葉集の恋歌を若者言葉に訳したもの

SNSで話題になったらしい。

私が学生の頃に田辺聖子著の「むかしあけぼの」を読んで

すごく面白くて古文に興味を持った覚えがある。

なので、現代に親しみやすい言葉で表すことは若者にとって古文の

入口としてもとてもいいと思う。

私も現代文訳で読みやすくしたものをまだまだ読んでみたい。

 

②『川と人類の文明史』ローレンス・C・スミス著

古代4大文明はそれぞれ大きな川がある場所で発展した。

授業でさらっと習ったレベルなので、この本ではより深く知ることが

できそう。

 

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パッセジャータ

新聞のコラムで「パッセジャータ」という言葉を知った。

イタリアの文化の一つだそうだ。

訳せば「散歩」であろうが、文化というだけあってその実は

日本のそれとは違うらしい。

街のある「決まった通り」を夕暮れ近づく頃から人々がゆっくり

行き来して散歩する。そして知り合いに会っては喋り、喋っては歩く。

確かに日本人の散歩とはいささか違う。

最近は健康目的のため散歩、というよりウォーキングしている人を多く

見かけるが、友達というレベルでなければ会釈するぐらいだと思う。

私自身も人見知りなので、散歩したいけれども知り合いを見かけるのにも

躊躇して出ていけない。

面倒くさがりで人見知りで友達も多くはないけれども、たまにはコミュニケーションを

とりたいなーと思う今日この頃。

ポジティブなイタリア人が羨ましいと思ったりする。

ランチに行けるような友達が近所にはいなくて、さらにコロナ禍で

遠方の友達とも疎遠気味。

でもコロナも落ち着いてきたので、そろそろこちらからアクションを

起こして会いに行ってみようかな。

半世紀を生きてきて、遠方の友達ともあと何回会えるかわからない。

 

 

日経新聞 読書面 2023/04/01

①『「死にたい」とつぶやく』中村弘樹著

ソーシャルメディア上で「死にたい」と発信する人々に関する考察。

 

②『脳の闇』中野信子著 (新書ランキング1位 3/19~25)

〇脳は、自由を奪う → なんとなくわかる気がする。もっと知りたい。

〇誰もが「正義中毒」に陥る → SNSが助長させている気がする。

〇「まともな人生」という親の呪縛 → 子をもつ親として再考したい。

 

③トッド人類史入門 (新書ランキング5位 3/19~25)

最近は人類学に興味があるので読んでみたい。

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